なかの幼稚園の紹介

  1. お釈迦さまの教えによる幼稚園です。感謝の気持ち・思いやりなど、心の成長を大切にします。
  2. お茶のお稽古を通して落ち着きのある子ども、礼儀作法を身に付けます。裏千家家元より「おしるし」の証が授与されます。
  3. 遊びによる体育指導・英語教室(毎週)を実施し、バランスの取れた成長をサポートしています。
  4. 給食は自園で調理している手作り給食です。アレルギー対応もしております。
  5. 食育を通じて季節を感じる機会を大切にしています。
  6. 通園バスの送迎も行っており、出来るだけお家の側までと考えております。

本園は、学校教育法・幼稚園教育要領に基づき明るい環境と豊かな自然の中で、幼児期から心の在り方について問われている最近、お釈迦様の教えによる「報・恩・謝・徳」を理念とし、集団生活の中で、個性を大切にしながら、「生きる力」の核となる、思いやりの気持ち(命の大切さ)ルールを守ることの大切さなど、豊かな人間性を伸ばす教育を目指しております。

教育方針に掲げた目的を達成するために、2年及び3年の教育課程を設け、具体的に次のような子供の育成を目指して保育にあたっています。

(1)思いやりのある子どもに導く
(2)ありがとうとすなおにいえる子どもに導く
(3)善悪のわかる子どもに導く
(4)生きものを大切にする子どもに導く
(5)きまりや約束を守り、誰とでも仲良く遊べる子どもに導く
(6)ものを大切にし、感謝の気持ちを持つ子どもに導く
(7)健康で明るく行動する子どもに導く

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昭和11年5月農繁託児所の解説(誓渡寺本堂) 代表者 鎌田智覚
昭和16年4月高砂村隣保館開館 村民子弟の教育にあたる
昭和18年6月2日東久邇宮聡子内親王殿下ご視察
昭和31年6月誓渡寺幼稚園として常設幼児園開園 代表者 鎌田ヤス
昭和36年10月31日私立なかの幼稚園として宮城県知事より認可を受く
昭和37年4月1日なかの幼稚園として再発足 初代園長 鎌田寛道氏
昭和43年3月31日初代園長 鎌田寛道氏 退職
昭和43年4月1日園長 鎌田畯一 就任
昭和53年10月1日新築園舎竣工(2クラス・遊戯室・会議室・職員室)
昭和53年10月31日園歌制定 作詞:冨田博 作曲:片岡良和「なかよし なかのの ようちえん」
昭和60年3月25日学校法人「中埜山学園」として宮城県知事より認可
平成11年3月31日二代園長 鎌田畯一 退職
平成11年4月1日園長 庄子美智子氏就任
平成15年11月15日園舎増築〔新築〕(3クラス・職員室・トイレ・外部トイレ)
平成17年3月16日三代園長 庄子美智子氏 退職
平成17年4月1日四代園長 鎌田智成 就任
平成17年6月1日2歳児クラス開設
平成25年3月31日四代園長 鎌田智成 退職
平成25年4月1日五代園長 鎌田智裕 就任
平成27年4月1日小規模保育所設置
令和5年3月31日五代園長 鎌田智裕 退職
令和5年4月1日六代園長 髙橋英恵 就任

お釈迦さまの教えによる「報・恩・謝・徳」の意味を子供達にも分かりやすいように“きれいなことば”として保育の中にとりいれております。

(1)『はい』というあかるいことば
(2)『ありがとう』というかんしゃのことば
(3)『すみません』というざんげのことば
(4)『させていただきます』というほうしゃのことば

ありがとうのこころ

現在の日本では、宗教というものを軽んじて無宗教だという人もいます。又、何か特別な人の集まりのように感じている人もいるようです。そして仏教は、葬式や法事をするマイナスのイメージだけが先行しているように感じられます。確かに、葬式や法事が多い現在ですが、人が生まれて死んでいくまでの一生のうちで、幼稚園時代の小学校へ入学するまでの3年間は、その人の「こころ」を育てる一番大切な時期だと確信し、仏様の教えを大切に伝えていきたいと思っています。

この3年間に、やさしいこころ、おもいやりのあるこころ、がまんづよいこころなどの、人として理想のこころを育てることができます。しかし、逆のこころも育ってしまうことがあります。それは、人をいじめたり、なんでもすぐにくじけて泣いてしまったり、我慢できない弱いこころを育ててしまうことです。仏さまの教えは、よいこころをもって生きていくということです。 報恩感謝とは、おもいやりとやさしいこころが育つと、自然に「ありがとう」と言えるようになるということです。

近年、AI(人工知能)の開発に伴い、今日まで出来なかったことが出来る時代に大きく変化しつつあります。しかし、私はどんなに素晴しいAIでも、「情」などの他人に対する思いやり、嬉しい、悲しい、楽しいという気持ちはないと思います。そのため、今後ますます「情」が重要になってくると考えています。幼稚園時代に人間としての「情」をいろいろな行事や園生活を通して育んで行きたいと考えております。